老舗レーザ加工屋から直送！その加工サンプルの魅力とは？見て触ってレーザ加工の見本市！
レーザ加工は様々な業界・加工方法・素材に適用されている、
今注目の加工方法！
ものづくり業界の工法・生産技術の一つとして、今注目を集めているレーザ加工。 レーザックスが立ち上がった４０年前はレーザによる鉄板の切断加工が主でしたが、 レーザ発振器や光学ツール・加工技術の発展とともに溶接や孔あけ、表面処理等、レーザで可能な新たなアプリケーションが誕生。 鉄系材料以外にレーザ加工が適用できる素材も増えたことでレーザ加工の幅は昔に比べるとかなり広がっております。
レーザックスでは、日々様々な業界の方からレーザ加工に関するお問合せをいただいております。
今回は6/19～21の3日間、東京ビックサイトで開催される『ものづくりワールド東京』の出展企画として各業界で使われているレーザ加工をサンプルとともに紹介したいと思います。
＜☟展示会情報はコチラ☟＞
https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html
燃料電池関係で使われているレーザ加工
◆バスバー溶接(銅合金やアルミ合金)
電池セルをつなぐバスバーの溶接は電池モジュールを作る上で欠かせない接合技術です。 近年は大容量の電流を流す必要があり、十分な接合面積が必要なことから厚板突合せ溶接や重ね塗りつぶし溶接など、より難易度が上がっています。
レーザックスでは、そんな難易度の高いバズバー溶接に対し、レーザ溶接・電子ビーム溶接・レーザハイブリッド溶接など様々な高エネルギー密度溶接をご提案、課題解決に向けたノウハウのご提供が可能です。
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◆アルミケース溶接
アルミケースの溶接では、気密性が求められるのはもちろんのこと、生産性やケース自体の薄肉化もあり高精度な溶接が求められます。
また、アルミ材の溶接は内部ブローホールが残存しやすく、そこを起点にクラックなどの溶接欠陥を誘発する懸念があり、なるべく残存する内部ブローホールを減らしたいところです。
レーザックスでは真空状態で溶接する電子ビームをはじめ、以前ご紹介した「ワブリング」や「ブライトライン機能」を用いたレーザ溶接で内部ブローホールがほとんどないアルミ溶接のご提案をしております。
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半導体関係で使われているレーザ加工
◆SiCへの彫り加工
◆セラミックス材への彫り加工
SiCやセラミックスは「硬くて脆い」材料であるため、物理的な加工が極めて困難であり、更に精密さを求めるとより加工難易度が高い材料と言えます。
レーザ加工の特徴である「非接触加工」は硬く脆い材料でも接触抵抗が発生しないため容易に加工することができ、ツール摩耗も無縁の工法です。
またツール先端と同じ意味となるレーザ集光径は20ミクロン程まで小さくできるため微細な加工も得意とします。
またドライ加工であることから、クリーン環境下での設備構築も容易な工法と言えます。
レーザックスではクリーンシステム「KOACH」を使ったクリーン環境下の試験・試作を実施することができます。
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航空宇宙関係で使われているレーザ加工
◆タービンブレード冷却用の孔あけ加工
タービンブレードだけでなく冷却用の孔あけ加工はレーザ加工の適用が主流です。その理由として「耐熱合金やセラミックコーティングなど特殊材料・表面処理が使われている」「三次元構造物に斜め孔あけが必要」であることからツールを使った接触加工の適用が難しく、非接触加工のレーザが有効であるためです。
また「シェイプドホール」と呼ばれる特殊孔あけ加工ができるのもレーザ加工の特徴です。孔形状を入口出口で変えることにより、より効率的な冷却効果を得ることが出来るようになります。
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◆インコネルとコバールの異材溶接
耐熱合金として知られるインコネルやコバールは航空宇宙分野だけでなく、様々な分野で使われています。耐熱合金の特徴としてＮｉ（ニッケル）を多く含有しているため溶接においては溶接欠陥である「割れ」が生じやすいことが知られています。 そのため耐熱合金の溶接ポイントは「入熱過多にならない」こと！レーザ溶接は「局所加熱であること」「入熱コントロールに優れていること」から溶接が難しい耐熱合金でも難なく溶接することができます。
医療関係で使われているレーザ加工
◆ワイヤーの先端丸め加工/球化加工
カテーテル治療で使われているガイドワイヤーの先端を丸める工法にレーザが使われています。「体内を傷つけない」ための線径に合わせた丸め加工から「治療ツールのストッパー」のための線径より大きな丸め加工まで用途に応じた丸め加工が可能です。
レーザックスでは更に進化したワイヤ先端加工のサンプルもご用意しております。ぜひ会場に足をお運びください。
◆金属パイプのスリット加工(フレキシブルチューブ)
通常の金属パイプにスリット加工を施すことで、まるでゴムチューブの様な柔軟でなめらかな動きが出来るようにしたものです。
金属強度を活かして優れたトルク伝達力を得ることができ、股関節手術の医療器具で使われています。
エレクトロニクス関係で使われているレーザ加工
◆アルマイト除去加工(白色部が除去部分)
アルマイト被膜で絶縁処理された製品の一部を剥がして導通を取りたいときに最適な除去方法としてレーザが使われています。マスキングが不要となるため工程自動化にも優れた工法と言えるでしょう。
また剥がしたいエリアをギリギリまで小さく出来たり、複雑形状の除去が出来たりとデザイン性にも優れています。
自動車関係で使われているレーザ加工
◆駆動系部品(ギア、デフケースなど)の溶接
歩留まり改善や軽量化（ボルト締結→溶接）を目的とした駆動系部品の溶接はレーザ溶接や電子ビーム溶接が使われています。
これらの部品で使われる材料は合金鋼が多く「溶接が非常難しい」こと、また溶接後はそのまま製品として成り立たなければいけないため「歪を極力小さくしたい」ことからレーザや電子ビームといった「高エネルギー密度溶接」が求められます。
また近年ではデフケースのような「鋳鉄」と「合金鋼」をレーザ溶接する技術も出てきました。溶接性の極めて悪い「鋳鉄」と「合金鋼」はそのまま溶接してもクラックが発生してしまいます。そのため相性の良いワイヤを中間材として添加することで良好な溶接をすることができます。
レーザックスではワイヤ供給式のレーザ溶接も対応可能。最適なワイヤの選定もお付き合いのあるメーカーからのアドバイスをいただくことができます。
◆樹脂材料のレーザ溶着(ヘッドカバー、ホーンケース、マニホールドケースなど)
「接着剤要らず」「乾燥工程要らず」で樹脂同士を接合することができるレーザ溶着技術は自動車の樹脂製部品の至るところで使われています。特に気密性が必要な部品には最適な工法と言えるでしょう。
ボルト締結からの軽量化やデザイン性の高い設計ができることなど、品質以外にもメリットが大きく、設備化もしやすい面から自動車だけでなく様々な分野で使われております。
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レーザックスの出展ブースは東6ホール「E-59-16」
様々な加工サンプル展示で来場をお待ちしております。
展示会場では今回紹介したサンプル以外にも興味をそそる様々な加工サンプルを展示してみなさまのご来場をお待ちしております。
もちろんその場で加工相談をお受けすることも可能です。具体的なワーク・図面があればお持ち込みください。
＜☟展示会情報がコチラ☟＞
https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html
※入場は事前登録が必要です。下記URLからご登録をお願いします。
＜来場者バッジ＞
https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1067988851544833-CVB
＜来場者VIPバッジ＞
https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1067988851634821-1Z4
◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、是非御相談ください。◆◆◆
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