レーザ加工システムを導入する
レーザ加工システムの選定
レーザ加工システムは、レーザ発振器、加工装置、レーザ加工ヘッド・・・これらを組み合わせることによって、目的に合わせたレーザ加工システムを構築する事が可能です。
レーザ加工システム構築の最重要課題は、前提となるレーザ加工条件の選定です。お客様の加工対象物・アプリケーションによってレーザ種類等の選定を行ないます。当社では設備導入前に目的の加工を実際にテスト・検証していただくことで、より適切な構成の選定を可能としております。これによりお客様のリスクを最小限に抑えることが可能です。
加工委託ではコストが合わない場合に、お客さまがレーザを導入するケースもございます。 その際の参考に以下のチェックリストを利用し、設備導入時の相談の一助としてください。
また、レーザ発振器や加工装置の種類、弊社製レーザ加工ヘッド等の周辺機器を各ページにてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
♦参考チェックリスト♦
項目 | 要求仕様 |
加工方式 | 例: 溶接、切断、孔(穴)あけなど |
材質 | 例: ステンレス、炭素鋼、銅、アルミなど ※具体的なSUS304などの方がよいです |
ワークサイズ | 例:300×300×100など |
加工部形状 | 例: 二次元、三次元、円筒など |
要求加工速度 | 例: 3m/min など |
要求加工仕様 | 例: 【溶接】 溶込み深さ・幅、熱影響層等 【切断】 切断カーフ幅、テーパ形状等 【孔(穴)あけ】 孔径、テーパ形状、ピッチ等 |
参考 | 詳細チェックリストは、こちらからダウンロードしてください。⇒ 参考_チェックリスト.pdf |