レーザ加工設備のご案内(愛知県知立市:本社工場)
ディスクレーザ
TruDisk6001(BLW搭載)/4軸加工テーブル
2020年3月導入!6kWの高出力に加え、ビームプロファイル制御(BLW)によりスパッタ低減による美しい溶接を実現します。
基本仕様
- メーカー:TRUMPF
- 型式:TruDisk6001_BLW_4way
- 出力:120W~6000W
- スポット径:φ0.1mm、φ0.2mm、φ0.4mm
特徴・用途
- 発振媒体がディスク状に進化したYAGレーザです。4mm・mradの高輝度のビーム品質でファイバーレーザに引けを取りません。
- BLW制御により高品質の溶接シームが得られ、スパッタ低減による美しい溶接が可能です。
基本仕様
- メーカー:三洋機工
- 型式:SYH-315
- 稼働テーブル:X・Y・Z・U
- ストローク:1500mm・800mm・500mm
- 回転軸:3arc/mm以下 300rpm
特徴・用途
- 直行型カンチレバー式。NC4軸+回転軸制御により様々な形状の加工に対応可能です。
ファイバーレーザ
Laserdyne 795+ QCWファイバーレーザ
Laserdyne 795+QCWファイバーレーザ
基本仕様
- 定格出力: 2kW
- 最大ピーク出力: 20kW
- 稼働ストローク:
X2,000mm・Y1,000mm・Z1,000mm
・C±450°・D±150°
主な特徴
- 高いビーム品質とムラのない出力で安定品質
- 三次元形状部品に高速孔あけ、斜め孔あけ可能
- 11°~の浅い角度での孔あけ、切断も可能
- 低電力消費のエコ設計
用途
- 穴あけ:薄板穴あけ加工,厚板への高アスペクト比穴あけ加工,斜め穴加工など
- 条件設定により切断、溶接も可能
5kW マルチモードファイバーレーザ
高出力、高ビーム品質のレーザで、今までレーザでは諦めていた加工も可能に
基本仕様
- 定格出力:5kW
- 稼動テーブル:X・Y・Z・V
- ストローク:800mm・460mm・520mm・360°
- 最小スポット径:0.2mm
特徴・用途
- ファイバーレーザは高出力でビーム品質も良い為、YAGレーザでは困難であったような、高反射材への溶接や、深い溶け込みが期待できます。
- 10m/minの高速ステージを使用することにより、細く高アスペクト比のビードを引くことができます。
肉盛り溶接機
補修肉盛り溶接機。手動ステージとマイクロスコープ及び同軸カメラを用いた微細溶接が可能です
基本仕様
- 定格出力:150W
- ピーク出力:1.5kW
- テーブル寸法:500mm・400mm
特徴・用途
CO2レーザ
400W シングルモードCO2レーザ
当社の事業「CFRP 高品位高速切断技術の開発」が、中小企業庁が実施する「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金事業」に採択されました。それに伴い当社では本社工場に渋谷工業製のレーザ加工機「400W シングルモードCO2レーザ」を導入し、CFRP 高品位高速切断技術の開発に向けての活動を行っております。
当装置では高品質なビームにより最小穴開けφ0.1mmが可能になりました。
電子ビーム
レーザと比較した電子ビームのメリット
- アルミニウム合金や銅合金など高反射材での深溶込み溶接
- 重ね継手やアルミニウム合金などの溶接でのブローホール低減
- チタン合金など酸化しやすい活性金属の溶接での欠陥低減
主な用途
- 深溶込みが必要な溶接に
- チタン合金など酸化しやすい活性金属の溶接に
- 融点の差が大きい異種金属溶接
- 高反射材(銅・アルミ等)の溶接
電子ビーム加工機「FPC-EBM」
新型電子ビーム加工機「FPC-EBM」
基本仕様
- 型式:CNC-EBM-P-6L
- メーカー:三菱電機
- 定格出力:6kW
- 稼動テーブル:U(電子銃軸)・Y・Z・A・C・W(高速回転)
- ストローク:230mm・200mm・50mm
- チャンバー寸法:500mm・500mm・500mm
主な特徴
- 出力波形制御で熱影響が極めて少ない溶接が可能
- 出力波形を最適化することで、ひずみ・スパッタを低減
- レーザでは溶接が困難な高反射材の高品位溶接が可能
半導体レーザ
70W 半導体レーザ ファイバータイプ
樹脂溶着に適した発振器
基本仕様
- 定格出力:70W
- ファイバーコア径:φ0.8mm
- 発振波長:940nm
- 加工ロボット:KUKA6軸ロボット
レーザの特徴・用途
- 低パワー(10-70W)での出力の安定が必要なケースに使えるレーザです。
油圧ポンプによるガラス加圧治具
材料同士を密着
基本仕様
- 70W 半導体レーザで使用可
レーザの特徴・用途
- 樹脂溶着では重ね継ぎ手を構成するのが一般的ですが、材料同士を密着させることが重要です。ガラス加圧を行えば溶着したい部分を直接密着できます。写真のような油圧ポンプによる加圧治具を所有していますので、材料だけ持ち込んで頂ければ、材料の溶着性の確認テストや少量試作がすぐに着手できます。
※こちらから当社の設備一覧表をPDFでダウンロード(企業情報:レーザックス設備一覧表)いただけます。