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レーザ加工Q&A Q1-7 溶接接合で使われるレーザの品質はどの程度でしょうか

レーザ加工Q&A Q1-7 溶接接合で使われるレーザの品質はどの程度でしょうか

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レーザ加工Q&A Q1-7 溶接接合で使われるレーザの品質はどの程度でしょうか

一例として図13に近年の溶接,切断,表面処理などに使われている代表的発振器であるCO2レーザ,Nd:YAGレーザ(ランプ励起ロッド,LD励起ロッド,ディスク),ファイバーレーザおよびLDレーザのBPPをまとめて評価した結果を示しています。これによると溶接や切断で使われている高出力レーザではCO2レーザのBPPにファイバーレーザが近づいているようすがうかがえます。

各種レーザのビーム広がり角と出力

CO2レーザとNd:YAGレーザのBPP計算を理想的なTEM00モード(M2=1)として計算すると,CO2レーザの波長が10.6μmなのでBPP=3.4mm*mradとなり,同図では低出力から高出力にわたって,ほぼこの値にあることからビームモードはほぼTEM00にあると言えます。

Nd:YAGレーザのTEM00モードはCO2レーザの1/10になるので0.34mm*mradになり同図の60W以下の出力がこの値になっていますが,100Wを超えるとBPPが急激に悪くなって行きます。しかし注目されるのはファイバーレーザだけは400Wまで理想的なBPPを維持しており,また10kWまではCO2レーザよりも優れたビーム品質を維持していることが分かります。

「溶接技術」 2005年5月号~9月号 掲載 荒谷 雄 著



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