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【レーザ加工機のお手入れ①】                 ビームプロファイル測定について

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【レーザ加工機のお手入れ①】                 ビームプロファイル測定について
どの分野においても装置にはメンテナンスが不可欠です。
弊社の装置といえば勿論レーザ加工機。
日頃高い寸法精度が要求される精密な加工を行う上で、その加工機のメンテナンスは欠かせません。

kouji_maintenance.png

機械加工の装置のように、刃物やドリル等目視で異常を把握する事ができない為、
専用の測定機器を使用して設定条件通りのレーザが発振されているかを測定する必要があります。


レーザ加工機のメンテナンスに使用する測定機器は主に2つあります。
・設定値通りの出力が出ているかを測定する事ができる【レーザパワーメーター】
・出力されたレーザが適正な強度分布で照射されているか測定する事ができる【ビームプロファイラ】
この2つの測定機器を使用する事で、レーザ発振器・周辺機器の異常を発見する為の重要なヒントを得る事ができます。

今回は、【ビームプロファイラ】による測定の御紹介させて頂きます。


■ビームプロファイル測定とは

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                画像①ビームプロファイラ(PRIMES社製フォーカスモニター) 

レーザ加工において、レーザビームプロファイル(強度分布)(画像②)により、加工現象は異なります。
そこで、ビームプロファイラ(画像①)を使用し、光軸方向のビームプロファイル測定を行う事で、焦点位置・ビームの状態・エネルギー分布等、目で見る事のできないレーザの状態を確認することができます。
弊社では、案件ごとに最適な集光点で加工を行なうため、定期的なビームプロファイル測定を行なっております。


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         画像②ビームプロファイラ(PRIMES社製フォーカスモニター)によるプロファイル測定画面


実際のビームプロファイル測定風景


ビームプロファイルのデータを活用したレーザ関連論文も是非ご覧ください。
【シングルモードファイバーレーザの可能性】
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