加工現象解析の一手に…レーザックス本社工場でも ハイスピードカメラ撮影ができるようになりました!

幼いころに観た「ミルククラウン」が印象的だった…
レーザ加工の現象解析でたまにお声がかかるハイスピードカメラ撮影。
レーザックスでは10年くらい前から使ってますが、なかなか○○フーズのCMの「ミルククラウン」のような絵になる動画って撮れませんね~…まあ目的が違うので当たり前なのですが…👑
(アレって当時のハイスピードカメラで撮影したのかな?)
レーザ加工ってかなり短い時間の制御をしたりするので「ハイスピードカメラで見たい~!」って要望が結構多いのですが、実は結構難しいんですよ…。野球中継の打撃解説みたいに広い視野を撮るわけではなく局所を撮らなきゃいけないのでカメラ位置の調整がかなり難しい…。
現場の声を聴いてみるとこんな感じ…
【カメラが重てぇ~】
【三脚が邪魔でこれ以上寄せれねぇ~】
【カメラ遠すぎて観たいところ、小っせ~】
【拡大したらボヤけて観れねぇ~】
【照明当てるのむずかし~】
最近の撮影で苦労したのはまさにこんな感じでした…😿
そんな現場の苦労を解決してくれたのがコレ!
昔の人は「10年ひと昔」なんて誰が言ったのでしょうね~、まさにソレです。
10年も経つとハイスピードカメラも小さくて軽いものがリリースされており、今回、レーザックス本社工場(愛知県知立市新林町)に、ハイスピードカメラメーカーである株式会社フォトロン様のデモ機をお借りすることができました。
そのデモ機がコレです☟ 
レーザックス製加工ヘッド「OPTICEL」に付けてみた!
せっかくなので、もっと使いやすくするためにレーザックス製レーザ加工ヘッド「OPTICEL」シリーズに取り付けられるように同軸観察ユニットも作ってしまいました。更に現場にやさしい~っ!
このようなユニットを直ぐに設計製作できるのも、光学ユニットを設計・販売しているレーザックスの強みです。
※ユニットについては弊社で使用するために製作しており、現在販売はしておりません。ご注意ください。 
同軸(レーザ光路上)で撮影もできるようになることで、加工現象をかなり正確に観ることができます。また、従来のCCDかメラが使えるので、突合せ線を狙ったりするなどの溶接の段取りはそのままにハイスピードカメラを付けることができるのがうれしいですね。
◆同軸撮影の映像はコチラ!
同軸撮影の映像はいかがでしたか?同軸で撮影できることによりレーザ加工点を追従することができ、加工開始から終了までの状態を観察することができます。
最近のレーザ加工はビームモードを変えて使用することもあり、ビームモード変化による加工現象解析は益々必要となってきます。先月号でPRさせて頂いたアジャストシェイパとかは面白い現象が撮れそうですね。その中で同軸撮影ができるこのユニットは今後の便利ツールのひとつになるのではないでしょうか?
先月号 アジャストシェイパの記事はコチラ!
◆選べる撮影方法
株式会社フォトロン様のご協力により、レーザックス本社工場(愛知県知立市)では「定点撮影」「同軸撮影」の対応が可能となりました。目的・用途に応じて撮影方法をお選びいただけます。 
~こんな人にオススメ~
「ビード荒れやブローホールの原因を見極めたい人」
「溶接不良を”見える化”したい人」
「溶接条件改善のヒントを探している人」
ハイスピードカメラ撮影も含めた加工試験のご相談、お待ちしております😸
◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、ぜひご相談ください。◆◆◆
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