レーザックス本社工場(愛知県知立市)に『YLS600/6000ーQCW』が導入されました!
・『QCW』はどんなレーザー発振器?
2010年にIPGフォトニクス社より発売されたQCWファイバーレーザー発振器は、パルス発振でレーザーピーク出力をCW発振比で最大10倍まで引き上げることができるレーザー発振器です(図1)。そのため、小出力かつ小型の発振器でもレーザー加工に十分な出力を得ることができ、かつ比較的安価なレーザー発振器であるため、レーザー加工の導入に最適な一台とも言えます。
ちなみに、QCWはQuasi Continuous Wave(疑似連続発振)の頭文字を取ったものだそうです。
今回導入された『YLS600/6000-QCW(以下、QCW600/6000)』はCW発振で600W、パルス発振で6kWのピーク出力を出すことが出来ます。レーザースポット径も最小φ50ミクロンまで集光することができ、溶接から切断・孔あけまで様々なレーザー加工アプリケーションのご提案が可能です。
表1)レーザックスが保有するマルチモードQCWシリーズのパワー密度比較
レーザックスでもこれまで様々なQCWシリーズを導入していますが、今回導入したQCW600/6000はレーザックス保有設備の中でパワー密度が最大値であり(表1)、パワー密度不足で加工が困難であったセラミックス材のレーザー切断・孔あけも可能となりました。
・加工サンプルのご紹介@QCW600/6000
アルミナ板のトリミング加工(平板:50mm×50mm×t0.7mm 将棋駒:縦28mm×横25mm×t0.7mm)
菊模様の鋭い尖りや行書体特有の払いなど、細やかな表現もトリミングできるのは、レーザースポット径がφ50ミクロンまで絞れているから。 高精度なセラミックス加工をご提供致します。
◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、ぜひご相談ください。◆◆◆
2010年にIPGフォトニクス社より発売されたQCWファイバーレーザー発振器は、パルス発振でレーザーピーク出力をCW発振比で最大10倍まで引き上げることができるレーザー発振器です(図1)。そのため、小出力かつ小型の発振器でもレーザー加工に十分な出力を得ることができ、かつ比較的安価なレーザー発振器であるため、レーザー加工の導入に最適な一台とも言えます。
ちなみに、QCWはQuasi Continuous Wave(疑似連続発振)の頭文字を取ったものだそうです。
今回導入された『YLS600/6000-QCW(以下、QCW600/6000)』はCW発振で600W、パルス発振で6kWのピーク出力を出すことが出来ます。レーザースポット径も最小φ50ミクロンまで集光することができ、溶接から切断・孔あけまで様々なレーザー加工アプリケーションのご提案が可能です。
表1)レーザックスが保有するマルチモードQCWシリーズのパワー密度比較
レーザックスでもこれまで様々なQCWシリーズを導入していますが、今回導入したQCW600/6000はレーザックス保有設備の中でパワー密度が最大値であり(表1)、パワー密度不足で加工が困難であったセラミックス材のレーザー切断・孔あけも可能となりました。
・加工サンプルのご紹介@QCW600/6000
QCWシリーズは冷却用チラーが要らないラインナップも豊富に あり、レーザー導入には最適なレーザー発振器です。 光学系はレーザックスブランドのOPTICEL D30S。 各社レーザー発振器に取り付けできます。詳細はコチラ⇐クリック! |
アルミナ板のトリミング加工(平板:50mm×50mm×t0.7mm 将棋駒:縦28mm×横25mm×t0.7mm)
菊模様の鋭い尖りや行書体特有の払いなど、細やかな表現もトリミングできるのは、レーザースポット径がφ50ミクロンまで絞れているから。 高精度なセラミックス加工をご提供致します。
◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、ぜひご相談ください。◆◆◆