見えます！わかります！　　　　　　　　　　　　　　　　　加工試験クオリティのONE-UPツール　　　　　　　　　～最新鋭ハイスピードカメラを用いたレーザ加工実験のご紹介～

2023/01/16

♦レーザ加工は熱源が小さな高速加工、だから現象把握が難しい・・・
レーザ溶接は「熱源が局所」であり、かつ「加工速度が速い」ことから溶接欠陥が発生しても現象把握が難しく、結果からの推測で現象を捉えがちです。その推測域からの脱却におススメのワンナップツールが「ハイスピードカメラ撮影」です。
ハイスピードカメラで溶融部を撮影することで、溶融池の挙動やスパッタの状態が高画質なスローモーション映像で観察でき、加工条件の最適化に繋げることができます。

♦多くのお客様のご要望にお応えして、コラボが実現！

レーザックスは長年『レーザジョブショップ』『システムインテグレーター』として多くのお客様よりご意見を頂いてきましたが、昨今では、

「問題解決のためにハイスピードカメラの映像を用いたい」
「加工試験を行う際には加工後にハイスピードカメラの映像をセットにして欲しい」

との意見を多く頂戴しております。
そこで、ハイスピードカメラメーカーのナックイメージテクノロジー様のご協力を仰ぎ、レーザックス・テクニカルセンター（横浜市港北区）では「最新鋭のハイスピードカメラを用いたレーザ加工実験」に対応しております。

メリットとしては、メーカーの協力を頂いているので、「最新鋭カメラの選択が可能」「解析までの対応が可能」、加えて「加工はレーザの専門家が行う」ことにあります。

既にお客様からは、

「ブローホール発生時にどの様な挙動が起きているかが映像から分かった」
「スローモーション映像で確認することで効率良く修正箇所の想像がつくようになった」
「映像で現象を確認することにより、安心してレーザ工法の導入に踏み切れた」

などの声を頂戴しております。

♦選べるハイスピードカメラ撮影！

ナックイメージテクノロジー様のご協力により、お客様のニーズに応じて撮影方法やカメラの選択ができます。
小型のハイスピードカメラはレーザヘッドに取り付けられますので、加工点を追従しながらの撮影が可能です。

♦選べるレーザ発振器！レーザ加工ヘッド！
レーザテクニカルセンターは様々な発振器・光学系を取り揃えており、全ての設備で高速度カメラ撮影実験に対応できます。その一部をご紹介いたします。

レーザックス製・ワブリングヘッドWV-D50を用いてのワブリング溶接の観察も可能。スパッタレスの効果をリアルタイムでご確認いただくこともできます。

♦任せて安心！映像のプロと加工のプロによるコラボで実験対応！

今回ご紹介したハイスピードカメラによるレーザ実験対応は横浜市港北区にあるレーザテクニカルセンターにて受け付けております。当センターのオペレータは全員が長年のレーザ加工の経験があるプロを揃えております。また、実験の際はナックイメージテクノロジー様によるデータ解析の対応まで行うことも可能です。

映像技術と加工技術の融合による新たな加工実験をお試しください。