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レーザの資料館【ブログ記事・論文資料】

微細とコスパのバランス工匠 LuX3号機のご紹介

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微細とコスパのバランス工匠 LuX3号機のご紹介

♦ナノ秒レーザに2Dスキャナ+3軸直交NC加工機の組み合わせ
 微細加工の試作に最適な一台!

2023年5月より本格稼働を始めたLuX3号機は、TRUMPF社のナノ秒レーザ「TruPulse2020nano」を搭載。これまでレーザテクニカルセンター(横浜市港北区)でしか対応出来なかった微細加工をレーザックス本社工場(愛知県知立市)でもお試しいただけるようになりました。
LuX3号機はメイン光学系に2Dスキャナを搭載(単光ヘッド+同軸アシストガスの利用も可能)、3軸直交+回転軸を備えたNC制御との組み合わせにより、様々な加工アプリケーションに対応可能な設備に仕上がっています。
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<アプリケーション事例>

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★ステーキング加工って何だ?と思った方へ!過去記事にてご紹介しております!記事はコチラ!☟
レーザックス本社工場(愛知県知立市)に導入決定‼ TRUMPF社製 ナノ秒パルスファイバーレーザー『TruPulse2020nano』とは?何なの??
<LuX3号機の仕様>
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♦微細レーザ加工なら「ピコ秒」「フェムト秒」って聞くけど、
 何で「ナノ秒」なの?
近年ではレーザ発振の短パルス化が急激に進み、レーザ照射時間が「ナノ秒」よりはるかに短い「ピコ秒」「フェムト秒」といった超短パルスレーザが注目されています。
一般的にパルス幅が短いほど加工における熱影響が小さく済むため(下写真参照)、高精度な微細加工を求めれば求めるほど「ピコ秒」「フェムト秒」といった超短パルスレーザの選択になります。
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その反面、パルス幅が短いほど「1パスあたりの加工深度」は浅くなり、深い溝堀り加工などはピコ秒やフェムト秒と比べるとナノ秒のほうが圧倒的に生産性に優れています。またレーザ発振器自体もナノ秒レーザはお求めやすい価格帯であり、「モノづくり支援企業」であるレーザックスは品質とのトレードオフにはなりますが、量産製品を目的としたレーザ導入の最適機としてナノ秒レーザを搭載しております。
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 ♦LuX3号機はスキャンエリアにとらわれない!
 ステップ&スキャンで広範囲加工が可能な設備です!

LuX3号機のステーションはNC加工機。故に高精度な位置出しでスキャンエリアのつなぎ目も気にならない程の仕上がりで加工することが出来ます。
また回転軸も兼ね備えており、平面加工だけでなくパイプ形状・円筒形状への精密加工も対応可能です。

下写真はA4サイズ程の黒アクリル板にレーザ加工にてマーキング加工を行ったものです(グレーや白色に見える部分がマーキングを実施した箇所)。レーザ出力を上げれば溝加工など用途に応じた加工に変化します。
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☟ステップ&スキャンによるマーキング加工の動画はコチラ☟

注)実際の加工速度とは異なります。スキャン時の速度は元動画を100倍速しております。


下写真はA4サイズ程の黒アルマイト板にレーザ加工にてアルマイト除去加工を行ったものです
(グレーや白色に見える部分がアルマイト除去を実施した箇所)。
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◆LuX3号機はレーザックス本社工場(愛知県知立市)で稼働開始!
 試作・試験→加工委託→設備導入までお客様の都合に合わせてご提案!

レーザックスは試作・テスト加工を皮切りに様々な形態でお客様のレーザ加工導入を支援しております。

「試作が良好だったので継続して試作をしたい」→試作委託の外注先として
「試作が良好だったので量産案件として外注したい」→量産委託の外注先として
「試作が良好だったので自社生産したい」→設備導入時のシステムインテグレーターとして
「自社生産の設備が故障、修理中の生産をお願いしたい」→バックアップ生産の外注先として

今回ご紹介したLuX3号機は前項で述べた通り「量産製品を目的としたレーザ導入の最適機」。試作・テスト加工後もお客様のご都合に合わせたご提案が可能な一台です。
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◆◆◆◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、ぜひご相談ください。◆◆◆


 



 

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