SDGsなレーザ加工!接着剤無しで樹脂×金属接合! 今の時代必要な画期的技術DLAMP®とは!?
- DLAMP®とはアンカー効果を高める表面処理技術です。
- レーザによる完全ドライプロセス、環境に優しく設備導入しやすい
- CW(連続波)レーザによる複雑な凹凸形成、アンカー効果が極めて高い!
- 様々な金属材料に処理が可能
- レーザならではの自在なパターニング
- 様々な2次加工に対応、自由度が高い!
- DLAMP®のお問い合わせはレーザックスへ
近年、自動車業界を中心に軽量化・マルチマテリアル化が叫ばれる中、金属と樹脂等の異材接合が注目されております。その接合方法は接着剤を代表とする化学的接合やボルト締結を代表とする機械的接合がありますが、金属と樹脂等の接合技術でよく出てくる用語が「アンカー効果」です。文字通り、アンカー(碇)が海底の凹みに引っかかるように、樹脂等の異種材料が金属側の微細な凹みに入り込んで動かなくなり、強い接合強度を生み出す効果があります。 |
DLAMP®とはアンカー効果を高める表面処理技術です。
今回は、アンカー効果を得るために金属表面に凹凸を付ける技術のひとつである「DLAMP🄬」を紹介します。DLAMP🄬はダイセルミライズ㈱殿が開発した表面処理技術であり、下記の特徴を有しています。
レーザによる完全ドライプロセスで環境に優しい
DLAMP🄬は「レーザ」を使った表面処理技術であり、溶液・溶剤を使わない環境的にも優れたドライプロセスです。部分加工も容易でマスキング不要です。
CW(連続波)レーザによる複雑な凹凸形成、アンカー効果が極めて高い!
パルスレーザによる表面処理でアンカー効果を得る方法もありますが、パルスレーザによる処理は規則的なパターンになりがちです。それに対してDLAMP🄬はCW(連続波)にて処理することにより敢えて変則的な断面形状を生成し、充填される樹脂が食い込むようになります。これによりDLAMP🄬は極めて高いアンカー効果を生み出し、引き抜き方向にも非常に強固な接合が可能となっております。また、CW(連続波)での加工方法は特許ノウハウとなるため、唯一無二の方法となります。
様々な金属材料に処理が可能
DLAMP🄬はレーザによる処理のため、レーザ(ファイバーレーザ)で加工できる金属材料が処理対象になります。そのため、多くの金属材料が加工対象となります。実績のある材料は下記の通りになります。メッキ品に対する実績もございます。
レーザならではの自在なパターニング
レーザ加工はプログラムを行なえば自在に走査できるため、DLAMP🄬も様々なパターンの加工が可能です。
様々な2次加工に対応、自由度が高い!
2次加工となる樹脂成形も様々なプロセスに対応。設計から製造まで自由度が高い異材接合技術です。
接合サンプル
接合プロセス例:DLAMP®+射出成形
DLAMP®のお問い合わせはレーザックスへ
レーザックスではDLAMP🄬のサンプル加工、製品加工、各種ご相談に対応しております。
DLAMP🄬のお問い合わせは当社へご用命ください。
DLAMPはダイセルミライズ(株)の商標です。 |
◆◆◆レーザックスは1個の試作・テスト加工からでもOK、ぜひご相談ください。◆◆◆