【新製品】ハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機 OPTICEL FH-1500リリース！

新製品 ハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機
『OPTICEL FH-1500』をリリースしました♪

レーザックスは本年度新製品として、新型ハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機
『OPTICEL FH-1500』をリリースいたしました。

基本仕様

◆OPTICEL FH-1500の特長

★出力1500Wのファイバーレーザ発振器を搭載していることから、細く深い溶込みを得られる特長があります。
　それにより母材への熱影響が少ないため、歪みが発生しにくい溶接方法となっております。
　熱影響の少なさから、スポット溶接や重ね溶接にも最適！

★ウィービング機能を搭載したトーチを採用しており、アルミ溶接が可能となっております。
　レーザ光を溶接方向に対してほぼ直交に動かしながらウィービング（左右相互運動）させる機能を持った、
　ガンタイプのトーチを採用しております。

★レーザックスの溶接機は熟練度要らず、初心者スタッフでも溶接加工の即戦力になれます。
　トーチのボタンを押すだけでレーザが出射され、線を描く様に溶接ができるため、
　初心者スタッフでもすぐに溶接ができます。
　また、タッチパネルでレーザの加工条件の設定・登録が可能、簡単操作となっております。
　レーザの条件出しが不安…という方も、レーザックスのジョブショップならではの豊富なレーザ知識や経験から、
　溶接条件だしのお手伝いをいたします。

★レーザを専門に取り扱うレーザックスが創るハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機であり、
　レーザックスにて全数組付＋出荷検査を行っております。安心安全のレーザックスクオリティとなっております。

◆サンプル紹介

『OPTICEL FH-1500』は出力1500WのCWファイバーレーザ発振器を搭載していることから、
アルミに対しての溶接が可能となっております。
今回は代表例として、アルミの溶接サンプルを以下にご紹介いたします。

レーザックス 3つの安全のお約束

本製品は、安全のために3つのインターロック機構を設けています。
全てのインターロックを解除しないとレーザは発振されません。

１．フットスイッチ
２．ワーク接触センサとトーチ先端
３．保護面または保護メガネ

１．フットスイッチ レーザ照射時には、フットスイッチを踏み続けないとレーザ照射することができないようになっています。 また、レーザ照射することなく10秒以上踏み続けるとその後、他のインターロック機構を解除してもレーザ照射できないようになります。この状態は、一度フットスイッチから足を離し、再度踏み込むことにより解除できます。
２．ワーク接触センサとトーチ先端 レーザ照射時は、ワーク接触センサを対象ワークに装着し、トーチ先端を対象ワークに接触させます。 ワーク接触センサ、トーチ先端共、信号線の一部となっていて、両方を対象ワークを通してショートさせないとレーザ照射ができないようになっています。
３．保護面または保護メガネ レーザ照射時は、目に対してレーザ光を遮光する必要があります。保護面または保護メガネを着用することで目を保護することができます。 保護メガネにはセンサが装着されていてメガネを装着しないと、レーザ照射ができないようになっています。

レーザ安全管理区域

日本国内においては、厚生労働省の「レーザ光線による障害防止対策要綱」により “クラス４のレーザ機器に係る措置” 以下のレーザ管理区域の設定を行う必要があります。国外で使用する場合は、各地域のレーザ取り扱い安全基準に基づいてレーザ管理区域の設定を行う必要があります。  

（１） レーザ管理区域は、レーザ光を遮蔽できる柵で囲いを設定、標識でレーザ管理区域であることを明示して、
　　　 他の区域と区別すること。 （下図参照）

（２） レーザ管理区域は、レーザ加工作業者以外の立ち入りを禁止すること。また、出入口の扉にはインターロックを
            設け、安全措置を講じてください。本製品には外部インターロックを接続することができます。
            設定する場合はメーカーにご連絡ください。

（３） レーザ加工作業者以外がレーザ管理区域に立ち入る必要が生じた場合は、レーザ照射を中止してください。

★レーザ管理区域の出入口などの見やすい箇所に、 　次の事項を掲示してください。   ・ レーザ機器管理者の氏名 ・ レーザ光線の危険性、有害性および 　 レーザ機器取り扱い上注意すべき事項 ・ レーザ機器の設置を示す表示

卓越の光学機器ブランド『OPTICEL』はハンドトーチ型レーザ溶接機以外
にも様々なレーザ周辺機器を取り扱っております！

「信頼性、品質、カスタマイズ性に優れた光学機器を提供したい。」
そのような思いでレーザックスは、レーザ加工の重要ツールであるレーザ加工ヘッドを中心とした
レーザ加工周辺機器製品をブランド名『OPTICEL』シリーズとして世に送り出しています。
今回ご紹介いたしました『OPTICEL FH-1500』だけでなく、多数の製品をラインナップ。
お客様の御要望に応じたカスタマイズ対応も行なっております。
レーザ加工の導入をお考えの方は、是非レーザックスまでご相談くださいませ。

お問い合わせ先
株式会社レーザックス　周辺機器事業部 周辺機器営業部
Mail：opticel@laserx.co.jp
TEL:0566-45-5331 FAX:0566-85-2325
◆◆◆レーザックスは産業用レーザ向け光学ツールの設計・販売も行なっております。◆◆◆