レーザの波長
色と波長 ~色=反射される光~
物体に光を当てると、光は反射したり、吸収したりします。
りんごが何故赤いのか、考えた事ありますか? 太陽からはいろいろな波長(色)の光が放出されています。 人の目で確認出来る7色の光は、全てりんごに当りますが、 当った光の内、赤色の光だけが反射し、その他の光は吸収されます。
そして反射した光は、人の目に入り「赤い」と感じる事が出来る訳です。
全ての物体は、光を受けた時に反射と吸収があり、反射した光によって人は 色を見分ける事が出来ます。レーザ光でも同じ事が起こります。
反射・吸収・透過 ~光の選択~
前述のように全ての物体は、光を受けた時に反射と吸収があります。またガラスなどでは、 多くの光は透過します。この反射・吸収・透過の関係は、レーザ加工を行なう場合で とても重要な要素です。
レーザ光を当てた時、反射や透過をしてしまっては、材料の温度が上がらず、 加工出来ません。効率よく吸収する光を選ばなければなりません。
例えば石英ガラスの場合は、波長が10.6μmのCO2レーザでは吸収されますが、1064nmのNd:YAGレーザ光では 透過してしまいます。Nd:YAGレーザは人の目に透明に見えるものはほとんど透過してしまうのです。 このため、石英ガラスの切断にはCO2レーザを利用します。
レーザ加工機 ~光の管理者~
波長により、加工可否が大きく変わるレーザ。そのレーザ光を制御するのが、 レーザ加工機です。レーザをどう応用するかで、様々な加工が可能となります。
ただし、加工方法によって、発振器(波長)、加工ノズル、ガス種、ガス圧、 加工出力、光学系などを選択しなければなりません。
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