ハンドトーチ型ファイバーレーザ溶接機
OPTICEL FHシリーズ
OPTICEL FHシリーズの特長
安全対策
使い勝手を向上
小型・移動可能
多彩なオプション
OPTICEL FHシリーズのラインナップ
OPTICEL FHシリーズは、「FH-PULSE」と「FH-1500」の2種類を用意。加工する材料や溶接の溶込み量でモデルを選択できます。
ステンレス系の溶接が得意な「FH-PULSE」
レーザックスの溶接機は、短い時間・間隔で繰り返しレーザを出射する「パルス発振」のレーザを採用。熱影響がより少なく、2mm以下の薄板溶接やスポット溶接・重ね溶接にも最適です。

加工サンプル
SUS304 箱物溶接
円筒溶接
SUS304 t0.8にナット溶接
(ナット側)
SUS304 t1.0にφ0.4肉盛り
(置きワイヤー)
ステンレス パイプ溶接
ステンレス+鉄パイプ継ぎ
SUS304 t1.0+1.0
角継手溶接
ボンデ鋼板 t1.0+1.0
角継手溶接
SUS304 t0.5+0.5 突合せ溶接
SUS304 円弧形状の溶接
ボンデ鋼板+SUS304
異材・差厚溶接
SUSパイプ固定溶接
(フィラーなし)
仕様
| モデル | ステンレス系の溶接が得意なFH-PULSE |
|---|---|
| 最大ピーク出力 | 2.0 kW |
| 最大溶込み量 SUS304 | 2.0 mm |
| 備考 | ※ステンレス、チタン、SPCCも溶接可能です。(アルミ・銅は対応不可です。) |
アルミの溶接が可能な「FH-1500」

加工サンプル
A5052 t1.5 突合せ溶接
A5052 t1.5 隅肉溶接
A5052 t1.5 凸角溶接
Cu t1.0 突合せ溶接
仕様
| モデル | アルミの溶接が可能なFH-1500 |
|---|---|
| 最大ピーク出力 | 1.5 kW |
| 最大溶込み量 アルミ | 1〜3 mm |
| 最大溶込み量 SUS304 | 1〜5 mm |
| 備考 | ※ステンレス、チタン、SPCC、アルミ、銅も溶接可能です。 |
サポート体制
導入前のデモ対応から保守・メンテナンスまで、安心のサポート体制をご用意しています。
導入前
デモ対応
愛知県または横浜市での実機デモのご依頼を受付中です。下記のフォームから、ご希望の会場や日程などをお知らせください。
導入時
溶接の条件出し・安全面のサポート
また、安全面のサポートもお任せください。レーザ溶接機にも安全対策が施されていますが、導入後も安心してお使いいただけるよう安全講習を実施しています。
導入後
保守・メンテナンスのサポート
また、不具合等の発生で修理が必要な際には、サービス拠点をベースに最善を尽くします。修理期間中に、代替デモ機を貸し出すことも可能です。国内メーカだからこそ臨機応変な対応ができますので、安心してお任せください。
サービス拠点
株式会社レーザックス 本社
株式会社レーザックス レーザテクニカルセンター
電話番号:045-549-0480 FAX番号:045-549-0481
メンテナンスについて
日常のメンテナンス
OPTICELFHシリーズでは、本来の性能および安全性を保持するため一定期間ごとの点検が必要な個所があります。取扱説明書を参照して定期点検を行ってください。
| 点検箇所 | 点検周期の目安 | 点検内容 |
|---|---|---|
| 吸気フィルタ | 1ヶ月 | フィルタに汚れがないかを確認し、汚れが見られる場合は交換してください。 |
| 排気フィルタ | 1ヶ月 | |
| 保護ガラス | 都度(使用前) | 毎日起動前に点検し、ガラスに汚れが見られる場合は清掃または交換してください。 |
| 銅ノズル カーボンノズル |
都度(使用前) | 摩耗、損傷した場合は交換してください。 |
| PLCバッテリ | 2年~5年 | 取扱説明書の該当箇所に交換日を記録いただき、前回交換日から2年を目安に交換してください。 |
メーカエンジニアよるメンテナンス
年次点検では当社のエンジニアが、光学系、レーザ出力の確認など、お客様ではメンテナンスを実施いただけない部分の点検整備を行います。
なお、光学系のメンテナンスはクリーンルームでの作業が必要になるため、装置引き取りでの点検を基本とさせていただいております。メンテナンス期間中も通常稼働いただけるよう、デモ機の貸し出し等の調整も可能ですので、詳しくは株式会社レーザックス周辺機器部(TEL:0566-45-5331)までご連絡ください。
| 年次点検内容 | レーザ出力の確認・アライメントの確認・焦点の確認・機器の動作確認(ガス系、制御系、操作系)・消耗部品の点検 |
|---|---|
| お客様で交換できない消耗部品 | ファイバー・トーチ用コリメートレンズ・トーチ用集光レンズ |
よくあるご質問
ハンドヘルドレーザ溶接機は、TIG溶接と何が違いますか?
OPTICEL FHシリーズは、トーチを手で操作するハンドヘルド型ファイバーレーザ溶接機です。レーザを狭い範囲に集中して照射するため、TIG溶接と比較して溶接速度の向上や熱影響・ひずみの低減が期待できます。
ただし、仕上がりや生産性は材質、板厚、継手形状、隙間などによって異なります。レーザックスでは、お客様のワークを使用した溶接テストを実施し、溶接速度、外観、溶込み、ひずみなどをご確認いただけます。
FH-PULSEとFH-1500の違いは何ですか?
FH-PULSEは、ステンレス薄板の溶接、スポット溶接、細かな溶接に適しています。FH-1500は、ステンレス、鉄、チタンに加え、アルミや銅にも対応し、連続溶接や深い溶込みが必要な用途に適しています。
目安として、FH-PULSEのSUS304最大溶込み量は2.0mm、FH-1500の対応板厚はアルミ1~3mm、SUS304 1~5mmです。実際の選定は、材質、板厚、継手形状、必要強度などを確認したうえでご提案します。
導入前に実ワークでレーザ溶接テストはできますか?
はい。愛知県知立市または神奈川県横浜市で、実際のワークを使用したデモ加工を受け付けています。
溶接の可否だけでなく、溶込み、外観、ひずみ、作業時間などをご確認いただけます。
ご相談の際は、材質、板厚、継手形状、図面や写真などをご用意ください。分かる範囲の情報だけでもご相談いただけます。
ハンドヘルドレーザ溶接機には、どのような安全対策が必要ですか?
装置本体の安全機能に加え、使用環境全体を含めた総合的な安全対策が必要です。
主な対策として、レーザ管理区域の設定、遮光囲い、出入口管理、警告表示、反射光対策、排気・集じん設備、火災対策などがあります。レーザ保護めがねだけで安全を確保することはできません。
レーザックスでは、設置場所や作業内容を確認し、安全対策をご提案するとともに、導入時に操作説明と安全講習を実施しています。
導入後の点検や修理には、どのように対応していますか?
日常点検では、保護ガラス、ノズル、フィルタ、ガス系統、インターロック、トーチ、ファイバーなどの状態を確認します。保護ガラスやノズルなど、お客様で交換できる消耗品もあります。
修理や定期点検は、愛知県知立市の本社および神奈川県横浜市のレーザテクニカルセンターで受け付けています。修理期間中は、デモ機の貸出しについてもご相談いただけます(台数に限りがあります)。
保証期間終了後のメンテナンスプランも準備しておりますので、詳しくは営業までお問合せください。