モータコア形状でのステンレス切断

モータコア形状でのステンレス切断
モータコア形状でのステンレス切断

加工サンプル詳細

材質:ステンレス・SUS304
板厚:0.15mm
電気自動車などで用いられるモーターは電磁鋼板の薄板からこのような細かい形状を切断して
その後積層することによりモーターの鉄芯が作られます。
従来のプレス加工と比べてレーザー加工では熱影響のないシャープな切断が可能なので、
モーター効率が高まると期待されています。
ここでは、電磁鋼板の代わりにステンレス鋼を切断して切断品質を確かめました。
細かい形状の切断では曲がり角で速度が低下してしまいますが、
一定のパルス時間間隔では速度が低下した部分でレーザーエネルギーが過剰になります。
これを避けるために、
一定な位置間隔でレーザーを照射できる機能を持つ加工ステージ(エアロテック社)を使用しました。

ファイバーレーザー加工機

溶接:優れたビーム品質の特徴を生かし、薄板微細溶接や高速溶接、大出力による厚板溶接を加工することができます。
細いファイバーによる、長焦点でのリモート溶接試験やガルバノヘッドによる超高速溶接の対応も可能です。

切断・穴あけ:優れたビーム品質の特徴を生かし、微細加工から高速切断を様々な材料に加工することが出来ます。
ファイバーレーザー加工機