レーザの当て方
パイプ・リングへの加工
■円筒物への加工の仕組み
加工の仕組みは、レーザ切断と同じです。XYZ軸に回転軸(R軸)が備わった加工機を用います。回転軸もNC制御で他の直行軸との同期制御ができるので、パイプ・リングを回転させながら、様々なパターン形状で切断することができます。
細いパイプからの切り出しでは、レーザを照射している円筒面の反対側の、円筒内面までレーザによる傷が付いたり、切り出していく途中でパイプが弱くなって形状を維持できなくなるので、中心に他の材料を入れることが多いです。