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レーザって何?

レーザの起源

 太陽の光は、虹でお馴染みの赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色と赤外線・紫外線などの光が混じった混合された光です。レーザとは、この内1色のみを取り出して増幅させた人工の光で、英語の「誘導放出による光の増幅」という意味の言葉の頭文字を取った造語です。

レーザの特徴 ~純粋でまっすぐ~

 レーザの特徴として、「いろいろな光が混じっておらず、1色の光拡散せず、1直線に進む光の位相が揃っている(波長の山と谷が揃っている)」というのがあります。

 これらの特徴を生かして、計測やディスプレイ用の光、身近な所では、CDやDVDなどの読み取りにも利用されています。 この人工の光は、制御がとても容易で、様々な光を取り出し、増幅させる事が出来ます。
 
 もともとレーザは、光ファイバーを通じてインターネットができるように、情報通信の世界でよく使われてきました。また、パソコンなどでCDやDVDに書き込むときにも、レーザが使われています。
 
 CDの記憶領域は650メガバイト、DVDは4700メガバイトです。 この違いは、波長の違いにあります。波長が短い程、多くの情報が記録出来ます。つまり、細かい加工が出来る訳です。ブルーレイの波長は、405nm。DVDよりさらに多くの情報が記録出来るのはその為です。
 レーザックス所有レーザ加工機は、248nmエキシマレーザから10.6μmのCO2レーザまで所有しております。それだけ、幅広い加工が出来ます。レーザをまだ使ってないの? もったいない。

 

レーザの波長

♦色と波長 ~色=反射される光~

 物体に光を当てると、光を反射したり、吸収したりします。りんごが何故赤いのか、考えた事ありますか?

 太陽からはいろいろな波長(色)の光が放出されています。 人の目で確認出来る7色の光は、全てりんごに当りますが、 当った光の内、赤色の光だけが反射し、その他の光は吸収されます。そして反射した光は、人の目に入り「赤い」と感じる事が出来る訳です。

 全ての物体は、光を受けた時に反射と吸収があり、反射した光によって、人は 色を見分ける事が出来ます。レーザ光でも同じ事が起こります。

♦反射・吸収・透過 ~光の選択~

 前述のように全ての物体は、光を受けた時に反射と吸収があります。またガラスなどでは、 多くの光は透過します。この反射・吸収・透過の関係は、レーザ加工を行なう場合で とても重要な要素です。

 レーザ光を当てた時、反射や透過をしてしまっては、材料の温度が上がらず、 加工出来ません。効率よく吸収する光を選ばなければなりません。

 例えば石英ガラスの場合は、波長が10.6μmのCO2レーザでは吸収されますが、1064nmのNd:YAGレーザ光では 透過してしまいます。Nd:YAGレーザは人の目に透明に見えるものはほとんど透過してしまうのです。 このため、石英ガラスの切断にはCO2レーザを利用します。


詳細記事はコチラ!

教えてレーザックス!第2弾!レーザと素材の相性診断♡波長が決め手の加工特性♡


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